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世界潮流2006「エネルギー獲得最前線」

2005年8月30日、ニューヨークWTI原油は一時1バレル70.80ドルと83年の取引以来、最高値を記録。つられるようにして世界中で石油の値段が高騰した。

依然として史上最高の高値水準を保つ石油をめぐり、世界のエネルギー地図に異変が起きている。

現在、日本は中東から石油の9割を輸入しており、4割以下の欧米に比べて際立っている。その原因は、官・民が全くかみ合わず失策続きの日本のエネルギー政策にあった。

番組では、世界中で起こっているエネルギーを取り巻く現状をルポしながら、寺島実郎、堺屋太一、畑中美樹による討論で問題点を浮き彫りにしていく。

ディレクター:稲垣 綾子