世界をめぐり家族を尋ねる「プラネット・ベービーズ」。

今回取材したのはタンザニアの旧首都ダルエスサラーム郊外に住む10歳の男の子エバ君の家族。父マティアスさん（39歳）は伝統芸術として有名なマコンデ彫刻の彫刻家。母スーザンさんはしっかりモノ。
エバ君は彫刻が大好きで将来父親のような彫刻家になりたいのですが、お母さんはタンザニアも開発が進む中、彫刻の腕だけでは食べていけなくなるのではと考え、エバ君にしっかりと勉強させようとします。

しかし、勉強は苦手なエバ君、学校では先生に怒られ、数学のノートは間違いだらけ。
子どもの将来を考え、両親は真剣に話し合い、エバ君のために何が必要なのかを考えて行きます。時代の変化を感じながらも伝統を守ろうとする彫刻の民の子育てを紹介します。