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ノンフィクションW 「マリリン・モンロー最後のインタビュー 〜初公開の肉声から浮かび上がる素顔〜」

2012年はマリリン・モンローの没後50年にあたる。3月には映画『マリリン 7日間の恋』が公開されるなど、今でも絶大な人気を誇るマリリン。“アメリカのセックスシンボル”といわれた彼女は、36歳の若さで突然この世を去った。自殺とも、他殺とも、薬の過剰摂取とも言われる衝撃的な死の2日前に、雑誌「LIFE」はマリリンのインタビューを掲載。その奇跡のラストインタビューを書いた記者が、リチャード・メリーマンさん(85歳)だ。メリーマンさんは50年前のインタビューの音声を大切に保管。そこには、マリリンがリラックスした様子で話す肉声が記録されていた。

養護施設で育ち、やがてピンナップガールとして注目されたマリリン。髪をブロンドにし、映画に次々出演するとそのセクシーさで大スターになる。一方で、度重なる離婚やドラッグなどスキャンダルも絶えなかった。マリリンはインタビューで自分の過去や未来について素直に語っていく。「いろんな役をやるつもりよ」「有名でなくなったらどうするかって?どうにか生きていくわ!」。そこには“人間”マリリンの、飾らない姿があった。日本初公開、一部は世界初公開となる50年前のマリリンの肉声から浮かび上がる、“セックスシンボル”ではない、“素顔のマリリン”を解き明かしていく。

番組HP: http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/101423/

ディレクター:稲垣綾子  プロデューサー:松本裕子