強烈な野心と旺盛な好奇心を胸に、18世紀のロシアを生きた一人の男がいました。
ロマノフ王朝第4代皇帝ピョートル。
東方の未開の国と見られていたロシアを、近代化に向け、大きく前進させた人物です。
そのピョートルがロシアの威信をかけて作り上げた街がサンクトペテルブルクです。
今年5月に建都300年を迎えます。
バルト海に面した湿地帯に造られたこの街には、エルミタージュ美術館をはじめ、
今なおピョートルの遺産が怪しげな光を放っています。
ロシア最初の科学博物館クンストカーメラに並ぶのは、双頭の子牛、身長2メートル27センチの巨人の標本、ピョートル大帝自らが抜いた家臣の歯・・・
グロテスクとも思えるコレクションばかりです。
ピョートル大帝はまた、世界有数の噴水の都として有名な離宮ペテルゴフを建設。
そこには、訪れた人々を驚かす数々の仕掛けがめぐらされ、謎に満ちた空間が拡がっています。 噴水は一切の動力を使わずに水を噴き上げています。
そこは、地下に縦横に配水管が走る当時最高の流水力学の舞台でもありました。
また、ペテルゴフの大宮殿にある洞窟(グロッタ)は最も謎に満ちています。
博物学の研究家で作家の荒俣宏さんがこの謎に迫り、
ピョートルの遺産が現代の私たちに投げかけるメッセージを読み解きます。 |
-----------------------------------------------------------------------------
構成
撮影
音声
編集
音響効果
取材 |
後藤和子
小谷野貴樹
中村浩一/佐竹樹郎
芦垣均
福島雄一郎/清水康義
松本裕子/ 奥富浩司 |
出演
語り
プロデューサー
|
荒俣宏
中川緑(地球に乾杯)
黒崎めぐみ (地球に好奇心)
芳野潔 (HV−SP)
平川隆一 |
→最新OA情報へ