2021/3/6(土)

「大川小学校」の訴訟に挑んだ2人の弁護士――判決後も原告遺族と向き合う理由 【#あれから私は】

ディレクター
寺田和弘
初回放送
2021/3/6(土)
プロデューサー

命を繋ぐ  「大川小学校」小さな命の“記憶”を伝え続けたい

東日本大震災の津波に襲われ、74名の児童と10名の教員が命を落とし、今も4名の児童が行方不明となっている宮城県石巻市立大川小学校(2018年2月に閉校)。

宮城県と石巻市を相手取り、子どもの命を守る学校の責任を問う裁判が起こされ、2019年10月10日に原告ら遺族の勝訴が確定した。

「勝てない」と言われる国賠訴訟に児童23人の19家族と共に挑んだのは2人の弁護士だった。

通常、こうした大事件は、多くの弁護士が参加し、弁護団を形成するが、大川小裁判は、最初から最後まで2人だけで担当した。

しかも、裁判を終えた今も、2人の弁護士は、原告遺族と向き合い続けている。その思いはどこにあるのか。2人と共に『大川小学校』を訪ねた。

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