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ドキュメンタリーWAVE “黒船”再来 〜急増する外資ファンド〜

アベノミクスによる金融緩和、円安を背景に外資ファンドの日本への投資が加熱している。その先頭を行くのが米国のタイヨウ・ファンド。47社もの日本企業に投資し、この機会にさらに増やそうと意気込んでいる。タイヨウが狙うのは、高い技術力を持ち、経営効率を上げれば飛躍的に業績を伸ばすポテンシャルのある企業。ヘイウッドCEOは、投資家の視点から経営改善策を具体的に提示し、“日本的な経営”から“効率的で儲かる経営”への転換を提案することで、数多くの企業の株価を引き上げてきた。「かつて“ハゲタカ”と呼ばれた“敵対的手法”は日本ではもう通用しない。友好的に経営改善に導くことが高いリターンを生む」という。一方で、日本企業側もグローバル企業としての生き残りを計ろうと不採算部門を整理するなど自ら構造改革に乗り出し、“物言う株主”と正面から向き合おうとしている。長期低迷に苦しむ日本企業に食い込むタイヨウの動きを追い、外資ファンドの最新の戦略を探る。

【番組HP】http://www.nhk.or.jp/documentary/

D 荒井俊之 P 山根幸太郎 取材 東島由幸

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